岐阜羽島駅から始まる地域活性化への挑戦
9月29日、岐阜羽島駅コンコースにて「羽島の未来を築く会・GJP委員会」が主催する交流会が開催され、地元企業経営者、交通・観光関係者、議員らが集まり、駅周辺の課題と将来像について意見交換を行いました。
講演では「駅周辺の賑わい不足」「地域との関わりの薄さ」などが指摘され、現状維持は退化であるとの認識が共有されました。
そのうえで「岐阜羽島駅に行けば何かある」と思わせる交流拠点づくりや、観光協会の拠点設置、物産展・飲食スペースの活用など具体的な提案も出されました。
参加者からは、駐車場需要や歩行者中心のまちづくり「ウォーカブルシティ」の考え方を踏まえ、賑わい創出にはイベントや社会実験が重要との意見もありました。
今回、駅コンコースという公共空間で多様な立場の人々が集い語り合えたこと自体が新たな一歩であり、地域活性化への機運を感じる場となりました。
私自身が提案してきた「岐阜羽島駅屋台村構想」も支持を得つつあり、行政との連携により更なる広がりを目指してまいります。
闇バイトの実態と広がる危険と地域で子ども達を守ることについて
9月28日、不二羽島文化センターにて「闇バイト」をテーマとした講演会が開催され、岐阜県警生活安全部少年課の田中聡育成支援官から現状と対策について学びました。
SNSで「高額報酬」をうたい勧誘される闇バイトは、特殊詐欺や強盗の実行犯に利用されるなど重大犯罪へ直結します。
一度関わると脅迫により抜け出せず、逮捕されて初めて解放される若者も少なくないとの実態が示されました。
全国では年間1万人以上が摘発され、その約3割がSNS経由で勧誘を受けていたというデータも紹介され、決して遠い話ではなく、私たちの身近に潜む深刻な脅威であることを実感しました。
闇バイトに手を染める背景には、経済的な困難や孤立感など、若者を取り巻く課題もあります。
そのため市としても、家庭や学校、地域と密接に連携し、若者が犯罪に巻き込まれない環境づくりを進める必要があります。
防犯啓発にとどまらず、安心して学び、働き、生活できる基盤を整えることが重要です。
また、「条件が良すぎる」「仕事内容が不明確」といった求人には注意が必要であり、不安を感じたら一人で抱え込まず、相談窓口や身近な大人に声をかけることが大切です。
市としても地域の皆さまと協力しながら、子どもたちの未来を守る取り組みを推進してまいります。


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