異常な猛暑から子どもたちを守るために
年々、夏の暑さが増しており、「これは異常では?」と感じる日々が続いています。特に小学校低学年の子どもたちは、路面からの照り返し(輻射熱)の影響を受けやすく、登下校中にも熱中症のリスクが高まっています。
こうした現状を受け、私は同会派の議員と連携し、羽島市長へ熱中症対策に関する提言を提出しました。
提言には、通学路の整備や冷却設備の設置など、インフラ面での改善も含まれており、すぐの対応が難しい内容もありますが、市として前向きに受け止めていただきました。
その結果、クーリングスポットの拡充と周知、さらにコミュニティバスの小中学生への無料開放が実現しました。
今後も異常気象が続くことを見据え、子どもたちが安全に生活できる環境を守るため、引き続き、執行部と協力しながら対策を強化してまいります。
激甚化する雨の脅威自分の身を守るために
近年、線状降水帯による短時間の集中豪雨が増加し、いわゆる“ゲリラ豪雨”と呼ばれる現象が多発しています。
先日の大雨の際に私も市内各所を確認してまいりましたが、やはり雨の影響で道路が冠水している場所をいくつか見ることとなりました。
道路の排水能力を超える雨量により、市内各所で冠水が発生するケースも見られます。
こうした背景のもと、羽島市では2025年6月13日に「内水浸水想定区域図」を作成しました。
これは、大雨時に排水施設の能力を超えた際に浸水が予想される区域を示したものです。
また、公共下水道の排水能力を超える降雨(想定最大規模1時間143mm)が発生した場合の浸水リスクを示す「雨水出水浸水想定区域」も指定・公表されています。
今後はこうした情報を活用し、危険個所の把握や備えを進めることが重要です。
市内には「土嚢ステーション」も設置されており、万が一の際に自宅などを守るための対策が可能です。
市民の皆様とともに、日頃から防災意識を高め、安心安全なまちづくりに取り組んでまいります。


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