茨城県土浦市にてレンコン生産と商品の取り組みを議員として行政視察

想い

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おはようございます。
羽島市議会議員の河崎です。

今回は2023/10/30に私が所属する産業建設委員会にて実施いたしました行政視察の報告をさせていただきます。
視察させていただいた内容は羽島市の今後に役立つものでございましたので今後の活動に役立てていきたいと思います。

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行政視察の概要

茨城県土浦市で生産されるレンコンにおける取り組みについて視察させていただきました。
レンコンの生産から加工、また、PRについて行政としてどのように関わっているのかなどをお話しいただきました。

視察先:茨城県土浦市
視察日時:2023/10/30
レンコン農家(専業)228経営体あり、生産量は7,200t、生産面積は471ha、東京ドーム約100個分。
土浦市の市役所は駅前の商業ビルをH27年に買い上げて運営されており、行政を駅前に集中させることで市民ニーズの向上につながっており立地面からも勉強できますね。

質疑応答

土浦市がレンコンの生産日本一になったことやブランド化したことの効果などを質疑させていただきました。

土浦産のレンコンにおけるPR施策について具体的な内容含め確認

バスやトラックの車体におけるラッピングにて視覚的なPR。
またレシピ本の作成など認知度向上と消費拡大の施策を実施されておりました。

バスについては車体をラッピングすることで広告費としてのお支払いをしているとのことですが、トラックについてはラッピング費用は掛かっているが、車体における広告費は発生しておらず、地元企業との連携を感じるモノになっておりました。

生産者の確保、生産人口の若返りについて確認

レンコンがブランド化されていることもあり、レンコンにおける就農希望者が毎年10~20件程度問合せあり、生産人口は確保されているとのこと。

新規就農者においては、経験の無い方については茨城県の普及センターを介し農家さんへつなぐことで人材育成にも対応している。

生産から出荷、商品化の運用構築について確認

土浦市の取り組みとして昨年度より「日本一のれんこん」という役職を設置した。
そのようなPR効果もあり現在は民間会社との連携が始まった。

農家さんにおいては通年栽培が可能になるようハウスでの栽培を実施。
出荷においては当日出荷が可能になるようシステム化を図り、鮮度と品質の向上を実現。
商品化においては企業や飲食店が独自にアイデア商品を作ると共に、行政が音頭を取り消費拡大、底上げを図る。

このような好循環がブランド化を更に強めていることが分かる。

今回の視察を受け考えること

レンコンだけでは無いが、羽島市として特化して取り組む商品を選定し、それらのブランドを構築するための施策を考える必要がある。

戦術としてのPR方法は土浦市含め他市を参考にすればよいが、まず「何」を羽島市の売りとするのかを決定するところが重要。

土浦市がレンコンをブランド化することで、就農者の確保に至ったケースのように、魅力ある商品を作る(レンコン生産は参入障壁が低く、また販売単価が高いため参入しやすいという側面もあり)ことで後継者問題も解決出来る可能性がある。

羽島市での稲作における後継者問題を耳にすることもあるが、羽島市としてブランド化できる作物を考え注力することで商品だけでは無く、働く環境も改善できる可能性もあることを理解し行動できるチャンスなのではと考えられます。

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