はじめに
2026年3月29日、一宮市にて「第8回木曽川中流域かわまちづくり活動報告会」が開催され、参加してまいりました。
木曽川流域における各地域の団体や自治体が集まり、それぞれの取り組みや想いを共有する本報告会。今回も非常に多くの学びと気づきを得る機会となりました。
▶ 羽島市で進めている地域活性プロジェクトはこちら
各地域の実践が集まる貴重な場
当日は、流域各地で活動する団体による発表が行われました。
- 水辺を活用したイベント
- 観光と連動した地域づくり
- 市民主体の継続的な活動
それぞれの地域が、木曽川という共通の資源を軸にしながらも、独自の工夫で賑わいを創出している点が印象的でした。
また、単なる成功事例の紹介ではなく、「どのように始まり、どのように継続してきたか」という過程が共有されたことに大きな価値を感じました。
羽島市の取り組み:BLOCK47の挑戦
羽島市からは、BLOCK47によるサイクル事業の取り組みが発表されました。
「健康増進型複合施設 サイクルステーションBLOCK47」は、
- レンタサイクル
- ガイド付き地域ライド
- トレーニング設備
- カフェ・交流スペース
を備えた拠点であり、単なる自転車施設ではなく、
「自転車を起点に人が集い、交流と健康を生み出す場」
として設計されています。
さらに「ツール・ド・KISOGAWA」といった広域連携イベントでは、岐阜・愛知にまたがる複数自治体が連携し、単一自治体では実現できない観光価値を創出しています。
民間主体だからこそできる柔軟な発想と実行力が、地域の新たな魅力を生み出していると感じました。
一宮市の取り組みから学ぶ“継続の力”
一宮市側の発表では、「水辺で乾杯」といったイベントや、その背景にある活動が紹介されました。
特に印象的だったのは、
清掃ボランティア活動の積み重ねが、現在の賑わいにつながっている点です。
地道な活動によって人が集まり、
そこからイベントが生まれ、
さらに地域のつながりが広がっていく。
この流れは、どの地域にも応用できる重要なヒントだと感じました。
また、一宮市の中野市長による基調講演では、木曽川とともに歩んできた歴史と、水辺の持つ価値について語られ、改めて地域資源としての川の重要性を再認識しました。

点を線に、線を面へ ― 私自身の視点
今回の報告会を通じて、私自身が強く感じたのは、
「点を線に、線を面へ」と広げていく視点の重要性です。
例えばサイクリングロードも、
- 単一市町で完結するものではなく
- 広域でつながることで価値が飛躍的に高まる
という特徴があります。
100kmを超えるネットワークとなれば、国際大会やナショナルルートといった可能性も見えてきます。
こうした広がりは、行政・民間・地域が連携してこそ実現できるものです。
今回の学びは、現在進めている岐阜羽島駅屋台村の取り組みにも活かしていきたいと考えています。
これからのかわまちづくりに必要なこと
今回の報告会を踏まえ、今後重要になると感じたポイントは次の3つです。
① 継続する力
小さな活動でも続けることで、大きな流れを生み出す
② 民間主体の推進力
柔軟な発想とスピード感が、新たな価値を創出する
③ 広域連携
市町・県を越えたつながりが、可能性を大きく広げる
まとめ
木曽川は、かつては地域を分ける「境界」でした。
しかし今は、人と人、地域と地域をつなぐ「軸」となりつつあります。
今回の報告会を通じて、その可能性と、未来への広がりを強く実感しました。
今後も、行政・民間・市民が一体となり、そして地域の枠を越えながら、木曽川流域のさらなる発展に取り組んでまいります。



コメント