多世代が集う。福寿町みんなの防災文化祭
11月23日、第3回「福寿町みんなの防災文化祭」が福寿コミュニティセンター・福寿地域交流センターで開催され、多世代の住民が集うにぎやかな行事となりました。園児から高齢者まで幅広い世代が参加し、地域のつながりを感じられる一日でした。
市立西部幼稚園の園児による「世界の国からこんにちは」のお遊戯に始まり、ステージ発表や展示ブースなど多彩な内容で、会場は終始活気にあふれていました。
私は防災ネットワークの一員として「防災食体験コーナー」を担当しました。今回初めて提供した“防災パン”には運営面で多くの課題も見つかりましたが、中学生ボランティアの頑張りに支えられ、無事に運営することができました。
こうした活動を通じて地域コミュニティがさらに根づき、防災・減災への意識向上につながることを期待しています。準備や運営に携わった皆さまに心より感謝申し上げます。
広域連携の重要性 木曽川中流域かわまちづくり活動報告会
11月16日、各務原市産業文化センターで開催された「第七回 木曽川中流域かわまちづくり活動報告会」には、国土交通省木曽川上流河川事務所の所長、各務原市長、岐阜県県土整備部長をはじめ、自治体議員、地域団体、学生など計58名が参加。
木曽川流域で進む多様な取り組みが報告され、行政・住民・民間が連携した川づくりの広がりを実感できる内容でした。
川は市境を越えてつながっており、防災・観光・環境のどれを取っても単独では完結しません。羽島市の議員として、積極的に関わる必要性を強く感じました。
基調講演では、木曽三川の治水の歴史、輪中の形成、宝暦治水、さらに明治期にオランダ人技師デ・レーケが行った河川改修など、流域の成り立ちが体系的に紹介されました。
また、住民団体による清掃活動や景観保全、イベントによる賑わい創出など、民間のソフト活動が行政のハード整備と相乗効果を生む事例も共有されました。
ボランティア活動がコミュニティ再生につながり、イベント開催や観光ポスターの撮影地に選ばれるなど、地域価値向上の取り組みは参考になりました。
これらの学びを羽島市にも生かし、広域連携の中で水辺の価値を高めていく必要性を強く感じました。





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