地域防災を考える皆様へ。防災士資格取得の方法と試験対策について

暮らしの情報

当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

おはようございます。
岐阜羽島.comの編集長です。 

今回は私も受講、試験を受けさせていただきました【防災士】についてお話させていただきます。 
本記事を読むことで

記事内容
・防災士の資格を取得したいけど、どうすれば良い? 
・資格取得にはどれくらい時間がかかったの? 
・防災士試験対策におススメの本は何?

といったことをお伝えできればと思います。
防災士を取得し、お住まいの市町村が防災に強い街になるよう一緒に考えていきましょうね。 

スポンサーリンク

防災士 資格取得について 

防災士の資格取得にあたっては防災士教本に示す21講目のうち最低12講目以上を履修することが必要となります。 
また、実際に講義が開催されない講目と補講4講目については自身で教本を勉強しレポート提出をする必要があります。 

また、講義終了後に試験を実施し8割以上の正答率にて合格となります。 
あわせて、別途、救急救命講習の資格を保有していることを条件にすべてを満たすことで防災士資格取得となります。 

必要な条件
防災士養成研修講座12講目受講
 ※未受講分はレポート提出 
防災士資格取得試験
 ※試験80%以上の正答 
救急救命講習 

 

防災士の講義内容 

防災士における講義については防災士教本にあるように21講座と補講の4講座のうち、最低でも12講座を講義として受講する必要があります。 

私が受講させていただいた岐阜県が主催の「清流の国ぎふ防災・減災センター」においては4日間の講義スケジュールにて16講座については講師の先生が実際にお話しいただき勉強することができました。 
また、講義予定の無い講座である9講座分については別途レポートの提出が求められました。 

レポート提出についてはグーグルフォームでの回答となっておりました。
16講座のレポートになるので作業量も多く、私は隙間時間を活用し携帯電話から仕事のお昼休憩中などに少しずつ入力、回答していきました。 

ちなみに私が履修した岐阜県では、受講した講座についてもレポート提出を求められたためレポート数としては全カリキュラム分の25講座分となります。

4日間の講座と、それにあわせてレポート提出。 
思ったよりも時間と労力と取られる大変なカリキュラムになりますね。 

レポートの数だけでも大変ですね!!

防災士 試験対策について 

試験について合格率の高さから安心している方もいるかもしれません。
日本防災士機構が発表している2022年度の合格率が91%とのことであり、資格試験としては合格率が高いですね。

しかし、勉強せずに受かるような簡単な試験ではありません。
講義にて「ここが出るよ~」的な優しい先生?はおりません。 

また、過去問のような参考資料がもらえるわけではないので自身で試験対策をしなくてはいけません。
教本の内容をしっかりと覚えていればわかる内容ではありますが、ボリュームが多いので勉強はしっかりとしたほうが良いですね。 

合格率が高い割にはテスト内容を教えてくれる先生は…いないんですね!!

講座受講に関わるテキスト

防災士受講にあわせ、テキストである「防災士教本」とあわせていただけたのはこちらのまとめシートになります。
防災士教本は378Pあり、なかなかのボリュームとなっております。 

まとめシートは、穴埋め式でテキストの内容を確認しながら自分で作り込んでいくものになります。
このシートを活用して勉強することで効率的に試験対策ができるようになっておりますね。
しかし、このまとめシートも57Pあり、なかなかのボリュームがあります。 

思ったよりも大変だな!!というのが感想になりますね。

防災士試験おススメの問題集

インターネットを探してみても過去問がなかなか出てこない試験がこの防災士になります。 
今回受講にあたり、過去問を私も探してみましたがなかなか無い… 

調べた結果、こちらのAmazonにある過去問が一番わかりやすく勉強しやすいモノでありました。 
実際に試験を受けた感想としてもこちらの過去問と、それに付随する関連項目を勉強すれば安心できると思います。 

過去問を4年間分やれば傾向が分かります。私は満点合格でしたよ。

Amazonキンドルは無料で30日利用キャンペーンを実施している場合があります。
このキャンペーンを活用すると無料で過去問が確認できますので便利ですよ。

アマゾンキンドルの無料キャンペーンを活用して過去問の勉強をしましょう。
過去問は3日もあれば全て終えることができるので無料期間中だけの利用でも大丈夫ですよ。

資格取得までに必要とした時間

合格のために実際に必要とした時間についてご紹介させていただきます。 

こちらは講義受講におけるレポート対応など自治体によって違う可能性もございますのであくまで参考としてみていただければと思います。 

資格取得に要した時間
・受講後レポート作成時間:16講座×15min=4h 
・未受講レポート作成時間: 9講座×15min= 2.25h
・テキスト読み込み:4h
・過去問(4年間分×2週):2h 
・講座受講:6h×4日=24h 
※応急手当普及員:8h×3日=24h 

資格取得までに必要とした時間 は全行程を踏まえ、60.25h掛かりました。
試験勉強よりも講座受講やレポート作成に時間が掛かりましたね。   

試験勉強よりも、講座受講時間と、レポート作成時間にかなり時間を費やしましたね。

 

レポート作成の手間が一番きつかったですが、試験については過去問を見つけたことで勉強はかなりやりやすくなりました。 
また、勉強以外にも防災士講座受講4日間、応急手当普及員(必要資格である救急救命講習の変わりにこちらを取得しております)取得に3日間掛かっております。 

合格率の高い資格になりますが、時間的なハードルは高いことを理解しておく必要があります。 

防災士で何をするのか

防災士の資格を取得してゴールではありません。 
防災については自助、共助、公助の3つの考えがあります。 

そのどれかが欠けても災害に強い街づくりとはなりません。
防災士を取得されたのであればこれらを強化していくよう働きかけが重要になってきます。

資格を取得することはゴールでは無く、スタートになります。
防災に必要なことを学び、一緒に街を良くしていきましょう。 

皆さまがお住まいの街が安心安全に、そして防災に強い街になることを望みこちらの記事を作成させていただきました。
参考になれば幸いです。 

防災士機構 日本防災士機構|防災士資格の認定、防災士制度の推進 (bousaisi.jp)

コメント

タイトルとURLをコピーしました