行政の財務諸表を読む力を高めるために
4月25日、TACT研修センターにて開催された「財務諸表分析研修会」に参加させていただきました。
羽島市からは、18名いる市議会議員のうち8名が出席し、財務課の職員の皆さんとともに受講しました。
研修では、財務諸表の見方や科目の分類方法などについて、丁寧かつ具体的な解説があり、大変有意義な学びの機会となりました。
民間企業に勤務していた際に、貸借対照表や損益計算書の読み方については独学で学んでいましたが、行政における公会計は民間とは異なる点も多く、非常に勉強になりました。
例えば、貸借対照表(BS)では、民間企業では流動資産が上位に記載されるのが一般的ですが、行政会計ではインフラや施設といった固定資産が主であるため、固定資産が上位にくること。
また、資産を多く保有していることは一見良いように思えますがその分、維持管理費がかかるため、単純に資産の部が高いことが良いとは言えないことなど、考えさせられる内容でした。
今回の学びを活かし、今後は財務諸表からも行政運営の改善点を見つけ出せるよう努めてまいります。
サイクルイベントで感じた羽島市の魅力
岐阜羽島駅から徒歩3分の場所にある「BLOCK47」さんにて開催されたサイクルイベントにお邪魔させていただきました。
当日は、子ども向けのサッカー教室や自転車講習会、キッズレースが行われ、さらに「sfiDARE CRIT(スフィーダレクリット)」2025シリーズマッチの初戦も開催されました。
「sfiDARE CRIT」は、固定ギアのトラックバイクを使用したクローズドコースでのサイクルレースで、固定ギアならではのスピード感あふれるレース展開が魅力。海外でも高い人気を誇る競技です。
羽島市は「観光資源が少ない」と言われることもありますが、立地特性を活かせば、サイクルツーリズムにおいては理想的な環境を備えています。
木曽川や長良川といった一級河川沿いに広がるサイクリングロード、そして新幹線駅からアクセスしやすい立地条件を活かせば、「輪行サイクル(自転車を持って新幹線で移動し、現地をサイクリングするスタイル)」も十分可能です。
今回のイベントを通して、羽島市の新たな観光の可能性を大いに感じることができました。


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