横須賀市議会を視察して見えた「災害に強い議会」と「政策を生み出す仕組み」
先日、神奈川県横須賀市議会を訪問し、
・災害時における議会の役割(議会BCP)
・議会主導で政策をつくる仕組み(政策検討会議)
について視察を行いました。
人口減少や災害リスクが全国共通の課題となる中で、
「議会は非常時に何ができるのか」、「議員の提案をどうやって政策として形にするのか」
という点で、非常に学びの多い視察となりました。
災害時、議会は何をするのか ― 横須賀市の議会BCP
横須賀市議会では、熊本地震をきっかけに
災害時に議会がどう動くのかを明文化したBCP(業務継続計画)を策定しています。
特徴的だったのは、
- 議会
- 議員
- 議会事務局
それぞれの役割が明確に整理されている点です。
災害が起きた際、議員は地域の被害状況を集め、それを議会災害対策会議に集約し、市の災害対策本部へ伝える。
情報は一本化され、混乱を防ぐ仕組みが徹底されていました。
また、LINE WORKSなどのICTツールを使い、安否確認や被害情報の共有を日頃の訓練から繰り返し実施している点も印象的でした。
「いざという時に初めて使う」のではなく、平時から慣れておくことの大切さを改めて感じました。
議会が政策をつくる ― 政策検討会議という仕組み
もう一つ大きな学びが、政策検討会議の存在です。
横須賀市議会では、議員任期4年間を見据えた実行計画を立て、議会として取り組むべき政策課題を整理しています。
そのうえで、
- 課題別検討会議で政策案をつくる
- 専門家や市民の意見を聞く
- 条例提案や政策提言につなげる
- できた政策を検証する
という一連の流れが仕組みとして整えられています。
「議員が提案できる」だけでなく、議会全体で政策を育てていく仕組みがあることが、
政策の質と実効性を高めていると感じました。

羽島市にどう活かしていくか
今回の視察を通じて、羽島市においても、
- 災害時に議会が何を担うのかを明確にすること
- ICTを活用し、情報共有を日常的に行うこと
- 議員提案を「点」ではなく「仕組み」として進めること
の重要性を強く感じました。
議会は、平時も非常時も、市民の声を市政につなぐ役割を担っています。
その役割を果たすためにも、横須賀市の先進事例を参考にしながら、羽島市議会としてできることを一つずつ形にしていきたいと考えています。


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