【河崎周平新聞】みんなの円空作品展・中島中学校での応急手当講習

活動報告

みんなの円空作品展

10月3日から9日まで不二羽島文化センターで開催された「みんなの円空作品展」に伺いました。
会場には、羽島市円空顕彰会の皆様をはじめ、友好団体や市内小学校の児童による作品が並び、訪れる人の心を和ませる温かな展示となっていました。

展示だけでなく、「円空彫り体験」や小さなお子様向けの「円空色塗り」も行われ、家族で楽しめる文化イベントとなっておりました。

円空は江戸時代(1632~1695)に現在の羽島市上中町に生まれ、母の供養のために出家し、全国を巡って12万体もの仏像を彫ったと伝えられています。
彼の作品「円空仏」は、力強さと素朴さが調和した独特の美しさをもち、宗教的価値を超えて芸術としても高く評価されています。

羽島市は「円空上人生誕の地」として多くの円空仏が残されており、市の誇る貴重な文化遺産です。
こうした催しを通じて、市民が円空の心と羽島の歴史・文化に触れる機会を広げ、未来へと継承していくことの大切さを改めて感じました。

中島中学校での応急手当講習

先日、レスキュークロス羽島の活動として、羽島市立中島中学校の2年生を対象に応急手当の講習を行いました。

授業では「もし人が倒れていたら?」という状況を想定し、安全の確認や意識の確認、周囲への協力の呼びかけ、胸骨圧迫の実技、AEDの使用方法など、実際の流れに沿って指導を行いました。

生徒たちは一つひとつの手順に真剣に向き合い、仲間と声をかけ合いながら取り組む姿が印象的でした。
今回の講習を通して、いざというときに落ち着いて行動できる力を身につけるとともに、「命をつなぐ」ことの大切さを感じてもらえたと思います。

この講習を受けたからといって、すぐに誰もが救急救命を行い命を救えるわけではありません。
しかし、人が倒れていたときに「助けたい」と思い、勇気を持って一歩踏み出せるようになることが何より大切です。

中学生のうちから応急手当を学ぶことは、未来の地域防災力の向上にもつながります。
生徒一人ひとりが自分の力を信じ、行動するきっかけを得られたことをうれしく思います。

今後も市民と共に安心・安全なまちづくりを進め、誰もが助け合える羽島市を目指して活動を続けてまいります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました